イギリス(英国)のEU離脱と投資信託 2
お父さん、イギリス(英国)のEU離脱が国民投票で決まったみたいだね。
正直、残留する可能性の方が高いと予想していたから少しびっくりしたよ。
どうしてイギリス(英国)は離脱を決意したんだろう?
いろいろな原因があるだろうけど、キャメロン首相のパナマ文書、移民受け入れ問題、シルバー民主主義などが大きな要因かな?
キャメロン首相のパナマ文書?
キャメロン首相がタックスヘイブンで税金を逃れているというニュースが流れてからというものキャメロン首相が主張していたEU残留に対しての反感が強まったんだ。
確かにそのニュースの後、離脱派の声が大きくなったみたいだね。移民の問題は?
イギリス(英国)には、他のEU諸国から多くの移民が職を求めて入国して来るんだ。同じ働くならEUの平均賃金の5倍とも言われているイギリス(英国)で働きたいと思うのはある意味当然だね。
移民が来ると困るの?
イギリス(英国)の人たちの職が移民にとられてしまうし、イギリス(英国)国民の支払った税金で成り立っている社会福祉を移民たちが使うことに嫌悪感をしめす人がいるんだ。
そうかぁ、給料が安いほうが企業は儲かるもんね。同じ働きなら賃金が安い移民を雇うよね・・・。それに自分たちの社会保障が目減りしていくのは確かに嫌だ・・・。シルバー民主主義というのは?
長い目で見ればEUから離脱することはイギリス(英国)にとって得策ではないんだけど、お年よりはあと少ししか生きないから「今さえ良ければ良い」目先で判断してしまう傾向にあるんだ。
そっか、それは日本でもそうだけど、若い人たちにはこれから長い人生があるからね。お年よりは近くを、若者は遠くまで考えて判断するんだね?
その通り、結局民主主義で一番難しいのはマイノリティの意見をどのように取り入れていくか?という点なんだよ。なんでも多数決で決めたことだけを実行すれば良いというわけではない。
確かに、難しいね!
イギリス(英国)の今回のEU離脱は明日はわが身だから、政治について日本でもしっかりと将来を考えて行動する必要があるね。日本も年寄りの意見ばかり取り入れられているという実情があるしね。
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今日のポイント
イギリス(英国)は国民投票でEU離脱を決めた
EU離脱派が勝つには様々な要素があった
日本も他人事ではない
2016/06/01 | イギリス(英国)のEU離脱と投資信託, 未分類
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