銀行が勧める投資信託

お父さん、最近は銀行や郵便局が投資信託を勧めてくるんでしょ？



そうだね、昔は証券会社が主に投資信託を売っていたけど最近では銀行や郵便局も窓口で販売するようになってきたね。


銀行が勧める投資信託ってどうなの？



銀行は投資信託を運用しているわけではなくて、販売している窓口に過ぎないんだよ。


販売している窓口？



そうだよ！投資信託を販売することで手数料収入を得ているんだ。ざっくりいうと私たちが払った手数料の半分が銀行に入る仕組みになっているんだよ。


なるほど、でも銀行はどうして投資信託を売り始めたの？



もちろん時代の流れでニーズというものがあるということは確かだけど、超低金利で預金と貸し金の間の利ざやが縮小していて本業で収益がでないということも大きな要因だよ。


預金と貸し金の間の利ざや？



銀行は私たちが預けたお金を貸し出して収益をえているんだよ。


なるほど、その事業が稼げないから投資信託を売って手数料を稼ぐのかぁ。



その通り！銀行もれっきとした民間企業だから当然販売手数料が目的で投資信託を売っているんだよ。


ということは・・・・。お父さんが勧めているインデックスファンドなどのノーロードの投資信託では儲からないね。



ノーロードの投資信託でも持っている間にかかる信託報酬の半分は入ってくるよ。でもインデックスファンドなんかは信託報酬も低く抑えられているよね。


なるほど、当然銀行はアクティブファンドを販売して手数料を稼ぎたいわけだね。



その通り、だから銀行や郵便局の言うとおりにニコニコして投資信託を買っていてはだめだよ！

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今日のポイント

銀行は投資信託の販売手数料が欲しい

銀行は本業で稼げなくなってきている

銀行の言うとおりに買ってはだめ！

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