投資信託と学資保険

お父さんは僕のために学資保険入ってくれているよね？



お父さんは学資保険なんか入っていないよ！



エッ！お父さんに何かあったらどうするの？勉強したいよー！



学資保険ってどういう保険か知っているの？



お父さんに万一のことがあっても進学できるように考えられた保険でしょ。子供が生まれたらとりあえず入る保険って聞いたよ！今すぐ入ったほうが良いんじゃない僕のために・・・・。



学資保険の代表的なものとして子供が生まれてから17歳まで積立を続けると、積み立てた額の110％をお返ししますよ！というものだよ。


積み立てた額より10％増えているからお買い得だよね！



本当にそうかな？投資信託で教えた年率○○％というのは、年間に受け取る利子のことだよ。17年も積立をしてたった10％しか増えないなんて・・・お父さんはそんなひどい商品買いたくないよ！


でもお父さんに万が一のこととかあった時は安心じゃない？



万が一の時は死亡保険でカバーすればいいんだよ。その方がずっとわかりやすいしコスト的にも優秀なんだ。


そうかぁ保険でカバーすればいいのかぁ。



そうだよ！これは保険全般に言えるけど、学資保険みたいに貯蓄なのか保険なのかよくわからない抱き合わせ販売みたいな商品は購入しないことだね。保険というのは万が一人生で起こったらカバーできないというケースにだけ限定して最小限かけるのが正解なんだ。保険はお金を増やすためにやるものではないからね。


万が一人生で起こったらカバーできないというケースにだけ限定



たとえば若くして子供を残して亡くなるとか不慮の交通事故を起こしてしまうとか・・・。


入院したとき備えるとか？



医療保険・・・。それは半分正解だね・・・。一日1万円とか保険会社が宣伝しているけど実は高額療養費って制度があって、普通の収入の人なら一ヶ月7～8万円が医療費の上限なんだよ！



エッ！てことは一日2～3千円が上限ってこと？



そうだよ！大体日本人は保険を掛けすぎなんだよ。本当に自分に必要な部分だけを考えてから掛けるようにしないといけないね。本当にお金のムダだよ。


なるほど！保険を掛けすぎたら損だね。



保険を見直してあまったお金は投資信託を購入したほうがよっぽど良いよ！


よくわかりました。



今日はここまで！

今日のポイント

学資保険は貯蓄と死亡保険が合体したような保険

日本人は保険をかけすぎ！

必要最小限の保険を掛けて残りは投資信託を購入すると良い

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