投信のリバランス　やり方について

リバランスって以前教えてもらったけど実際にはどうすれば良いの？



買い方のコツのところでリバランスについて教えたけど、もし忘れていたらもう一度勉強したほうが良いよ。重要だからね。


確か四分の一ずつの割合に戻すんだよね・・・・。



そうだよ！今日は実際のやり方を教えてあげよう！お父さんはいつも年明けにリバランスをしているんだ。明確に決めておいたら忘れないだろう。例えば誕生日とか結婚記念日とかなんでもいいとおもうけど・・・。


1年に1回だから絶対に忘れないような日に実行すると決めておくんだね。



そうだよ。決めたルールに従って粛々と投資していくというのがお父さんのポリシーだからね。せっかく決めたのに忘れたりしたら何の意味もないからね・・・。


お父さんは年明けにどのような方法でリバランスをしているの？



リバランスは増えた投資信託と減った投資信託の配分を元に戻す作業なんだよ。だから積み立てた投資総額があまり大きくならない始めのうちは、割合が減ってしまった投資信託を買い増せば良いんだよ。


割合が減ってしまった投資信託を買い増す？



例えばリバランスの時に外国株式の投信が12万円　国内株式が12万円　海外債券が11万円　国内債券が10万円だったとしたら・・・。海外債券を1万円　国内債券を2万円買い増すんだよ。


なるほど！そうすればみんな12万円になって四分の一ずつになるね！！！



積立を続けていくと額が大きくなって一度に買い増しが出来ないケースも出てくると思うので、その時は増えた投資信託を売って、そのお金で減った投資信託を買えばいいんだよ。


増えた投資信託を売って、そのお金で減った投資信託を買うことで四分の一ずつの割合にもどすんだね。



その通り！こうやってリバランスすると結果的に投資の基本「高い時に売って　安い時に買う」というのを実践していることになるんだよ。


「高い時に売って　安い時に買う」を自動的に出来るのはいいね！！



高い時に売って　安い時に買う（自分の資産の中で）を続けることで投資したお金がより増えやすくなるんだよ。これが投資のやり方の基本中の基本なんだよ。単純すぎて時々見えなくなっている人が多いけどね。今日はここまで！

今日のポイント

資産の割合があまり変わらないうちは減っている資産を買い増せばよい。

リバランスとは「高い時に売って　安い時に買う」行為そのもの

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