ファンダメンタルズとテクニカル

お父さんファンダメンタルズとテクニカルってよく聞くけどなあに？



ファンダメンタルズは経済の基礎的条件のことだよ！


経済の基礎的条件？？まったくわからない？？



そのものの本質的価値と言ったほうがいいかな？どれだけの価値が実際にあるかってことだよ。実質的価値ってやつだね。


実質的価値？



物の値段は買いたいと思う人と売りたいと思う人のバランスで決まるから値段が全て正しいわけじゃなくて割安だったり割高だったりするんだよ。株や投資信託も実質的価値に比べて割安なものや割高なものがあるってことだよ。


なんとなくわかったよ。ファンダメンタルズを調べて割安なのはお買い得ってわけだね。



まあそうだね・・。実際には何を持って実質的価値とするかは難しいところだけどね・・。


じゃあテクニカルは？



テクニカルとは過去の動きから将来の動きを予想しようとすることだよ。例えば過去の相場の動きから12月は株が高くなるとか・・・。2日続けていっぱいあがったら下がる・・・。とか・・・。


なるほど・・・。ファンダメンタルズとテクニカルを駆使すればどの投資信託が値上がりするか見えてくるんだね！！



それがそうでもないんだよ・・・・。ファンダメンタルズは確かに参考にはなるけど毎日状況は変わっているし、実際の価格は買いたいと思っている人と売りたいと思っている人の思惑できまるんだよ。テクニカルも過去の傾向だけで、実際には未来のことはわからないよ。


でも、じゃあどうしてみんなファンダメンタルズとテクニカルを使って分析とかやっているの？



みんな自分の投資行動を正当化する理由が欲しいんだよ。こうだから買うとか・・・こうこうだから売るとか・・・。


それだけの理由・・・・？



そうだよ、もしやっていなかたら占いみたいな感じになってしまうだろう？だからみんな理屈をこねているんだよ。


占い？



当たるも八卦当たらぬも八卦ってやつだよ



当たるも八卦当たらぬも八卦・・・。



お父さんの結論：未来のことは誰にもわからないんだよ。だからファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もあまり意味を持たない。投資で意味を持つのは「経済は成長するという考え方」と「複利の力を使う」ことだけだよ・・。


なるほど分析はあまり意味がないんだね・・・。



でも株ではお父さんも分析やってるけどね(笑）今日はここまで！

今日のポイント

ファンダメンタルズは経済の基礎的条件から将来を見通そうとするもの

テクニカルは過去の動きから将来を見通そうとするもの

投資においてファンダメンタルズ分析もテクニカル分析もあまり意味はない

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