預金封鎖と投資信託について　1

お父さん、預金封鎖って何？



預金封鎖というのは銀行に預けている預金が自由に引き出すことが出来ないようにすることだよ。


自分の預金が引き出せないなんてひどいよね？そんなことあるの？



実際に戦後日本でも昭和21年に預金封鎖は実施されているんだよ。


えっ日本でも・・・。しかも昭和21年って100年も経ってないよね・・・。



そうだよ、日本で少し前にあったんだよ預金封鎖が・・・・。


何のために預金封鎖をしたの？



表向きはインフレ対策ってことになっているけど、実際は資産に課税したいという意図があったんだと思う。


インフレ対策？資産課税？



戦後、お金の価値が急速に下がって物価が上がった時期があったのでそれを抑えるのがインフレ対策。そして国民が持っている資産に対しても課税をして国の財政を再建しようと考えたんじゃないかな？これが資産課税！


それほど国の財政が悪かったってことだよね。でも戦後という特別な背景があったからじゃないの？



戦後GDP比200%超の債務を抱えていたのは事実だけど、預金封鎖で健全化した財政も、現在ではまた財政は悪化してきていて200%を超えて来ているんだ。


じゃあもうすぐ日本でも預金封鎖が起こるの？



戦後と現在では状況が大きく異なるので、すぐに預金封鎖になるとは考えにくいけど・・・・。


可能性としてはあるってことだね・・・。どうしたら良いんだろう？



大切な問題なので次回も預金封鎖を更に掘り下げよう！

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今日のポイント

預金封鎖とは銀行に預けているお金が引き出せなくなること

日本でも昭和21年に実施された

現在も日本の財政は悪化している

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