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投資信託でお金が減るのが怖いという人へ

お父さん投資ってお金が減るかもしれないよね。大切なお金が減るのが怖いよ！

確かに投資にリスクは必ずあって増えるときがあれば減るときもあるよ。でも大切なお金が減ってしまったらやっぱり嫌だよね。

そうそう！減ってしまったらつらい気持ちになりそうで・・・。だから投資するのが怖いんだ・・・。

お父さんの推奨している投信の積立によるドルコスト平均法は減っている時にこそ力を発揮するんだ。

減っている時にこそ力を発揮？

ドルコスト平均法では投資信託の価格が低くなればいっぱい買うことになるということは教えたよね。忘れたひとは「第六回　投資信託の買い方（時間の分散：積立）を参照」

うん習ったよ！でも減ったらいい気持ちじゃないね・・・。

有名な投資家バフェットの言葉を借りて教えてあげよう！今から問題を二つ出すから答えてごらん。【第一問】自分が大のハンバーガー好きで、これから長期間にわたって毎月ハンバーガーを食べ続ける。この時ハンバーガーの価格は安いほうがいい？それとも高いほうがいい？

それは安いほうが良いに決まっているよ！

それでは【第二問】　これから将来わたって長期間にわたって毎月投資信託を買い続ける。この時投資信託の価格は安いほうがいい？高いほうがいい？

アッ！ハンバーガーと一緒なら安いほうが・・・。

そうだよ！バフェットはお金になるとよくわからなくなる人が多いと指摘している。投資信託の価格が上がって喜ぶのは本来は「今、売ろうとしている人だけ」のはずなんだよ。

なるほど！そう考えるとむしろ安くなったことを喜ばなきゃいけないんだね。

その通り！この理屈がわかっていれば投資信託の価格がちょっと下がったくらいでビクビクするのはおかしいことだとわかるだろう？むしろ喜ばなきゃ！

安く買えることを喜ぶんだね。

そうそう！投資信託が下がっても嘆き悲しまなくてよいのがドルコスト平均法で積立をすることの素晴しさの一つなんだ。

なるほどぉ！

実はドルコスト平均法は一度下がってそこから上がるという動きには、すごい力を発揮する投資方法なんだよ！理想は下がり続けて売るときだけ上がるのが最高だね！

一度下がってそこから上がるという動き？

そうだよ逆に一度上がってそこから下がるという動きに弱いけど・・・。谷型に強く山型に弱いってことだよ。でも基本的に長期投資では経済活動によって徐々に上がるはずだから・・・。

そうか一時的に下がることはむしろ歓迎すべきことなんだね。

そうだよ！捕らえ方次第だけど、自分の持っている投資信託が下がっているのではなく、安く投資信託を買えていて将来の増加に備えていると考えるとどうだい？

うん！なんだか下がっても良いような感覚になってきた。

そうだよ！長い目で見て増えればいいという捕らえ方でじっくりとやるのが長期投資の基本なんだよ。じっくりと増やすんだ・・。一時的には減ることもあるよそれが投資だよ。

下がることを必要以上におそれてはダメなんだね。

そうだよ！積立にしていれば下がっているときもじっくりと投資し続けていることになるね。将来に向けて仕込んでいると考えながら気長にまつといいよ！

なんだか投資に対する怖さが少し減った気がする。

そうかいイチイチ一喜一憂してちゃダメだよ！下がることもあると肝に銘じることだね。今日はココまで！

今日のポイント

投信の価格が下がるということは安く積み立てられているということ！

ドルコスト平均法は谷型に強く山型に弱い。

投信の価格が下がることを必要以上に恐れてはだめ！