為替と投資信託の関係

今日は為替について勉強してみよう！


為替？



1ドル：100円とか1ユーロ：130円とか言うだろ？円と他の通貨の交換レートのことだよ。では問題！1ドル：80円が1ドル：100円になったら円安になったか？それとも円高になったか？どちらか答えてごらん。


前テレビで見たんだけどすぐにどちらかわからなくなってしまう・・・。



答えは「円安」だ。円が安くなったら当初1ドルで80円しかもらえなかったのに、同じ1ドルで100円ももらえるようになると考えればいいんだよ。いっぱいもらえるのは円が安くなったからだと考えるとわかりやすい。

なるほど同じお金がいっぱい買えるから安くなったと考えればいいのかぁ。モノも安いものの方が同じお金でいっぱい買えるもんね。



投資信託は4つに分けて買うと良いと教えたよね。「日本の株式に投資するもの」「日本の債券に投資するもの」「海外の株式に投資するもの」「海外の債券に投資するもの」の4つだよ覚えてるよね。この買い方は為替相場が変動するリスクを考えているんだ。

為替相場が変動するリスク？



円安になると相対的に「海外の株式に投資するもの」「海外の債券に投資するもの」のお金が増えるんだ。

円安になると・・・・。「海外の株式に投資するもの」「海外の債券に投資するもの」のお金が増える？



「海外の株式に投資するもの」「海外の債券に投資するもの」は外国に投資するんだから自分のお金が外貨になっていると考えればいいよ。円安ということは持っている外貨の価値があがるということだ。

外貨の価値があがる？



円安のときは同じ外貨でたくさんの円をもらえるからね。たくさんの円をもらえるということはお金が増えたことと同じだよ。日本国では円で買い物をするだろう。

そっかぁ円がいっぱいもらえるからお金が増えたことになるんだね



そうだよ！だから自分の資産を円だけで持っている人は「円安」になると実質的にお金が減ってしまうけど海外に投資をしている人は「円安」になっても安心なんだよ。

自分の資産を円だけで持っている人は「円安」になると実質的にお金が減ってしまう？



日本は資源が無い国だからたくさんのモノを輸入しているよね！円安になると輸入するモノの値段が上がってしまうから実質的にお金が減ってしまうことになるんだ。

為替相場が変動するリスクを考えるってそういうことかぁ。



投資は変化する将来のいろいろな状況を考えて、その状況に対応できるようにすることが大切だよ。

どのような状況になってもお金が増えるように考えるということだね。



そうだよ！先のことはわからないからこそ、いろいろな可能性を考えておく必要があるんだ。資産を外貨で持つということは凄く重要なことだと思うよ。

将来は円安になるの？



それは誰もわからないよ・・・。でも通貨は国力を表しているとも言われている。少子高齢化が進んでいく日本の国力が落ちていく可能性は充分にありえるとお父さんは考えているよ。だからこそ円安になっても自分のお金が減らないように対策をたてるんだ。

なるほど！



アジアの新興国の経済の伸びをみたら、日本の伸びはそれよりは鈍いと思わないかい？

うーん　そういわれると将来円安になるような気がしてきた。



ハハハ先のことは誰にもわからないけどね・・・。今日はココまで！

今日のポイント

資産の一部を外貨で持つことはリスクを避ける効果がある


将来円安になると海外に投資している投資信託の価値があがる。


将来のいろいろな状況を想定して投資をすることが大切

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